コラム
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<一撃!裏銘柄>切削工具と計測関連に期待、親子上場解消思惑も――NaITO
切削工具に強みを持つNaITO(7624)をマークしたい。 インダストリー4.0(第4次産業革命)の導入増加により、世界の金属切削工具市場は向こう数年堅調な成長が見込まれる。切削工具取り扱いで国内ト・・・…続き
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永濱利廣のエコノミックウォッチャー(47)=逆行する企業と家計の景況感
昨年12月調査時点で、日本の企業の動向を映す「日銀短観」の景況感指標と、代表的な家計の景況感指標である「生活意識に関するアンケート調査」が真逆の動きを示している。長期時系列では両者はおおむね正の相関・・・…続き
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<一撃!裏銘柄>受注拡大で成長期待――北川精機
受注拡大局面の北川精機(6327)をマークしたい。 プリント基板プレス装置を手掛ける同社は、今6月期の連結業績について営業利益を7.6億円(前期比3%増)と予想している。好調だった海外案件が一服する・・・…続き
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<一撃!裏銘柄>新たな提携機に株価は反発色強める――ティムス
東京農工大発創薬ベンチャーのティムス(4891)をマークする。 黒カビ由来の化合物を用いたパイプライン(新薬候補)を持つ同社。最大の材料が、次世代の急性期脳梗塞(こうそく)治療薬候補の「TMS-00・・・…続き
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<一撃!裏銘柄>金融系マッチングなど商機拡大――リンカーズ
ビジネスマッチングで強みを発揮するリンカーズ(5131)をマークしたい。 国内ビジネスマッチング市場の拡大が追い風だ。一部調査では、同市場は2027年に20年度比4.4倍の555億円の規模になると予・・・…続き
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永濱利廣のエコノミックウォッチャー(46)=手放しでは喜べない日本の株高
東京株式市場では1月に、日経平均株価が約34年ぶりに3万6000円を突破した。しかし、これには手放しでは喜べない側面もある。というのも、足元の株高は物価高を反映した実質賃金の悪化を示すデータが公表さ・・・…続き
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外為投資事始め:再びドル買い・円売りへと戻るか…? 米インフレ懸念の再燃に注意…
「米早期利下げ観測」「日銀緩和策解除観測」を背景にして、昨年末はドル売り・円買いが先行した。ただし年明け以降は、こうしたムードが一変している。 まずISM製造業景況指数が予想を上回ったことで、「米景・・・…続き
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深野康彦のマネートレンド:投資信託でテンバガーは実現できているのか
2024年新年初のコラムなので景気のよい話をご紹介しましょう。 株式投資を行っている皆さんであれば1度は「テンバガー」、いわゆる株価が10倍以上に上昇した個別銘柄を見つけたいと思われているはずです。・・・…続き
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永濱利廣のエコノミックウォッチャー(45)=短観から探る1月決算発表の上方修正業種
1月下旬から本格化する日本企業の四半期決算発表に先立ち、日銀短観(2023年12月調査)の大企業調査からその動向を占い、今年度の収益計画の上方修正が見込まれる業種を予想してみたい。 短観の大企業調査・・・…続き
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永濱利廣のエコノミックウォッチャー(44)=エルニーニョ現象、暖冬で個人消費に思わぬダメージも
世界的に異常気象を招く恐れのあるエルニーニョ現象が続いている。気象庁によると、今冬の半ばにかけても90%と予測しており、日本では暖冬になる可能性が指摘される。個人消費に思わぬダメージを与えかねないだ・・・…続き