<米国株情報>エヌビディア急騰、第3四半期は増収増益、売上高70億ドル突破

株式

2021/11/18 10:41

 グラフィック・プロセッサ(GPU)大手エヌビディア<NVDA>は17日引け後に発表した22年1月期第3四半期(21年8-10月)決算が好感され、その後の夜間取引で日中終値比5.17%高の307.75ドルと急騰した。

 第3四半期業績は、売上高が前年同期比50%増の71億300万ドル、純利益が同84%増の24億6400万ドル、一時的項目を除いた調整後の希薄化後1株当たり利益(EPS)は同60%増の1.17ドルとなり、売上高・同EPSともに市場予想を上回った。売上高が四半期ベース70億ドルを突破するのは同社にとって初めて。コロナ禍で在宅時間が増えるなか、ビデオゲーム需要の増加を背景にゲーム機器向けGPUの販売やデータセンター事業が好調となった。

 部門別では、主力のGPUを搭載したゲーム機器用グラフィックスカード部門の売上高が前年同期比42%増の32億2000万ドル、データセンター部門の売上高が同55%増の29億4000万ドルとなり、どちらも過去最高を記録。自動運転車用の半導体部門も同8%増の1億3500万ドルと堅調だった。3月に市場投入した暗号資産のマインニング向けGPUの売上高は1億500万ドルだった。

 第4四半期(21年11月-22年1月)の業績見通しについては、売上高を72億5200万-75億4800万ドルとし、市場予想の68億ドル超を上回った。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ