30日の東京株式市場見通し=反発後はもみ合い商状となりそう

国内市況

株式

2021/11/30 7:47

 予想レンジ:2万8000円-2万8400円(29日終値2万8283円92銭)

 30日の東京株式は反発後、もみ合い商状となりそう。日経平均株価は連日で大幅下落し、直近2営業日で1200円を超える下げとなった反動や、現地29日の欧米株式が反発した動きなどから、買い優勢のスタートが見込まれる。ただ、大幅下落した後だけに、戻り待ちの売りも控えているとみられ、上値は重い展開となりそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の半ば(29日は113円56-58銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=128円台の前半(同127円91-95銭)とやや円安方向にある。29日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、日電産<6594.T>、パナソニック<6752.T>、TDK<6762.T>などが、29日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、29日の大阪取引所清算値比110円高の2万8330円だった。(高橋克己)

30日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:30 10月失業率・有効求人倍率

・ 8:50 10月鉱工業生産

・14:00 10月住宅着工・建設受注

・立憲民主党代表選挙投開票

・2年国債入札

・IPO(新規上場)=ボードルア<4413.T>(マザーズ)

【海外】(時間は日本時間)

・10:00 中国11月製造業・非製造業PMI、中国11月コンポジットPMI

・21:00 インド7-9月期GDP

・23:00 米9月FHFA住宅価格指数、米9月S&PコアロジックCS住宅価格指数

・24:00 米11月CB消費者信頼感指数

・決算発表=アンバレラ<AMBA>、セールスフォース・ドットコム<CRM>、ネットアップ<NTAP>

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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