7日の東京株式市場見通し=反発後は上値の重い展開か

国内市況

株式

2021/12/7 7:47

 予想レンジ:2万7800円-2万8200円(6日終値2万7927円37銭)

 7日の東京株式は反発後、上値の重い展開か。政府は6日、新型コロナ変異株「オミクロン型」について、イタリアに渡航歴のある日本人男性が感染していたことを確認したと発表。手がかり材料に乏しいなか、重症化リスクや感染度合いは不透明ながらも「オミクロン型」への警戒感から、積極的に買い進む動きは限られそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の半ば(6日終値は113円14-15銭)、ユーロ・円が1ユーロ=128円前後(同127円57-61銭)と、やや円安方向にある。6日のADR(米国預託証券)は円換算値で、日産自<7201.T>、トヨタ<7203.T>、ソフバンG<9984.T>などが、6日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、6日の大阪取引所清算値比245円高の2万8095円だった。(高橋克己)

7日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:30 10月毎月勤労統計調査、10月家計調査

・14:00 10月景気動向指数

・30年国債入札

【海外】(時間は日本時間)

・19:00 独12月ZEW景況感指数

・22:30 米10月貿易収支

・中国11月貿易収支

・米3年国債入札

・米ロ首脳会談(オンライン)

・決算発表=センチネルワン<S>、トール・ブラザーズ<TOL>

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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