HIOKIが続急落、22年12月期上期は1.4%の営業減益を予想

株式

2022/1/26 13:57

 日置電機<6866.T>が続急落。26日前引け後の決算発表で、21年12月期の連結業績は大幅な増収・増益を達成したが、22年12月期の成長率には大幅な鈍化を見込んだことが嫌気された様子。株価は前日比1030円安の6080円まで値を下げている。

 21年12月期は、売上高293億2200万円(前期比35.3%増)、営業利益57億5000万円(同2.3倍)。脱炭素化に向けた世界各国の取り組みを受け、バッテリー、モーター、電子部品関連の計測器需要は高い状態で推移。また、海外市場における計測器需要も、中国、韓国、台湾およびアメリカ、ヨーロッパなどの幅広い地域で好調に推移する中、大幅な増収・増益を達成した。

 一方22年12月期について、予想売上高315億円(前期比7.4%増)、営業利益61億8000万円(同7.5%増)とし、上期(22年1-6月)は売上高157億5000万円(前年同期比7.6%増)、営業利益30億9000万円(同1.4%減)と、増収ながら減益を見込んでいる。

 午後1時54分現在の株価は540円安の6570円。

提供:モーニングスター社

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