10日の東京株式市場見通し=続伸後もしっかりした展開か

国内市況

株式

2022/2/10 7:47

 予想レンジ:2万7500円-2万8000円(9日終値2万7579円87銭)

 10日の東京株式は続伸後、しっかりした展開か。きのう9日に大幅続伸した動きや、現地9日の欧米株式が上昇したこともあり、買い先行のスタートとなりそう。25日移動平均線(9日時点で2万7691円)を上抜けた場合、投資家心理の好転が見込まれ、上値を試す場面もありそう。ただ、3連休を控えることから、取引終了前にかけてポジション調整売りに押されることも想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=115円台の半ば(9日は115円40-42銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=131円台の後半(同131円65-69銭)と円安方向に振れている。9日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ソニーG<6758.T>、アドバンテス<6857.T>、ホンダ<7267.T>などが、9日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比275円高の2万7825円だった。(高橋克己)

10日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 1月国内企業物価指数、週間の対外対内証券売買契約

・11:00 1月都心オフィス空室率

・2月限株価指数先物・オプションSQ(特別清算指数)値算出

・エルニーニョ監視速報

・決算発表=大和ハウス<1925.T>、ヤクルト<2267.T>、大塚HD<4578.T>、ENEOS<5020.T>、シスメックス<6869.T>、いすゞ<7202.T>、東エレク<8035.T>、三菱地所<8802.T>、住友不<8830.T>、セコム<9735.T>

【海外】(時間は日本時間)

・22:30 米1月消費者物価、米週間の新規失業保険申請件数

・ロシアとベラルーシが合同軍事演習(20日まで)ベラルーシ

・米30年国債入札

・メキシコ中銀金融政策決定会合

・決算発表=(アジア)SMIC(欧州)アストラゼネカ、シーメンス(米国)イルミナ<ILMN>、コカ・コーラ<KO>、タペストリー<TPR>、ツイッター<TWTR>

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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