<今日の仮想通貨市況>売り優勢、ウクライナ有事への懸念が持続

仮想通貨

2022/2/18 9:39

 18日午前9時35分現在の主要暗号資産(仮想通貨)は、ビットコイン(BTC)が1BTC=465万4192円(過去24時間比8.14%安)、イーサリアム(ETH)が1ETH=33万461円(同8.53%安)など売り優勢となっている。

 17日、バイデン米大統領がロシアによるウクライナ侵攻について、数日のうちに起こり得ると発言。リスクオフムードが一段と高まり、米株式市場が下落した。米暗号資産関連銘柄もコインベース・グローバル<COIN>をはじめ軒並み値を下げ、暗号資産市場は売り優勢となっている。

 こうした中、ウクライナ議会が17日、暗号資産の取引を合法とする法案を承認した。法案は昨年、議会が採決していたが、規制機関の設立の在り方をめぐり調整がもたれた。議会採決法案の承認を保留したゼレンスキー大統領が、規制機関新設の費用負担のないことから既存機関である国家証券・株式市場委員会が暗号資産の監督を行うことを提案し、今回改めて合法化された。ロシアとの軍事的緊張が続くウクライナにおいて、同国民の資産の逃避先として暗号資産に資金を移す動きが強まる可能性がありそうだ。

(イメージ写真提供:123RF)

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