今晩のNY株の読み筋=ウクライナ情勢注視も収束を期待する展開か

株式

2022/2/28 16:56

 28日の米国株式市場は、ウクライナ情勢をめぐる過度なリスクオフムードが後退する展開が続きそうだ。

 前週末25日の株式市場は、ロシアがウクライナとの停戦交渉に応じると報じられ、紛争の長期化が避けられるとの見方が広がり、主要3指数は続伸した。その後、西側諸国はロシアをSWIFT(国際銀行間通信協会)から除外する追加経済制裁をとることで合意した。

 日本時間28日16時時点、ロシアとウクライナの代表団が会談し、停戦交渉に入ったが、先行きは見通せない状況にある。ただ、両国が交渉のテーブルに着くこと自体は最悪の事態に陥る可能性を低くしていることでもあり、米株式市場は神経質な展開をにらみつつも、収束への期待感が強まるものとみられる。

(日付は現地時間)

◎投資関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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