14日の東京株式市場見通し=続落後も軟調な展開か

国内市況

株式

2022/3/14 7:58

 予想レンジ:2万4700円-2万5400円(11日終値2万5162円78銭)

 14日の東京株式は続落後も、軟調な展開か。前週末11日の弱い動きや、現地11日の米国株式が続落したことから、売り優勢のスタートとなりそう。注目を集めるウクライナ情勢で、ロシア軍がウクライナ西部を攻撃したと報じられるなど、戦火の拡大が懸念される。一方、停戦交渉に進展がみられるとの報道もあり、荒い値動きとなる可能性もある。個別株物色が中心とみられるなか、デンソー<6902.T>のドイツ現地法人がサイバー攻撃を受けたと報じられたことから、情報セキュリティ関連に物色の矛先が向かう場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=117円台の半ば(前週末11日は116円71-73銭)と円安に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=128円台の前半(同128円20-24銭)と小動き。

 前週末11日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、キーエンス<6861.T>、オリンパス<7733.T>、三菱UFJ<8306.T>などが、同11日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比185円安2万4905円だった。(高橋克己)

14日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・11:00 1月産業機械受注

・決算発表=神戸物産<3038.T>

【海外】(時間は日本時間)

・21:00 インド2月消費者物価

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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