(再送)日経平均は405円程度高、買い先行後も堅調に推移=22日寄り付き

 22日午前9時24分すぎの日経平均株価は、前週末比405円程度高い2万7233円前後で推移。午前9時24分には、同410円23銭高の2万7237円66銭を付けている。取引時間中に2万7000円を付けるのは、1日以来、3週間ぶり。前週末18日に5日続伸した強い動きが継続し、シカゴ日経平均先物の円建て清算値が、前週末18日の大阪取引所清算値比330円高の2万7060円だったことから、買いが先行。その後も、高値圏で堅調に推移している。対ドルで、円安方向に振れていることも支えのもよう。現地21日の米国株式市場では、NYダウが6日ぶり、ナスダック総合指数は5日ぶりに反落している。

 業種別では、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株が上昇。三井物産<8031.T>、三菱商<8058.T>などの卸売株や、出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株も高い。コマツ<6301.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株や、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株も堅調。クレセゾン<8253.T>、オリックス<8591.T>などのその他金融株や、浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株も上げている。

 個別では、ヤマトインタ<8127.T>、ミクニ<7247.T>、アダストリア<2685.T>、ワオワールド<2352.T>、住石HD<1514.T>などが上昇。半面、IDOM<7599.T>、QBネットH<6571.T>、LinkU<4446.T>、メドピア<6095.T>、FFJ<7092.T>などは下落している。

 東京外国為替市場は午前9時24分時点で、1ドル=118円台の後半(前週末18日は1ドル=118円85-87銭)、1ユーロ=131円台の後半(同131円66-70銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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