日経平均は47円程度高、下げ転換する場面もみられたが下げ渋る動きに=25日寄り付き

 25日午前9時32分すぎの日経平均株価は、前日比47円程度高い2万8157円前後で推移。寄り付きでは同228円42銭高の2万8338円81銭を付けている。きのう24日、売り先行後に上げ転換した強い動きが継続。現地24日の米国株式市場で、NYダウとナスダック総合指数がともに反発したことなどから、買いが優勢となった。その後、利益確定売りに押され下げ転換する場面もみられたが、下値を拾う動きがみられ、下げ渋る展開にある。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、24日の大阪取引所清算値比255円高の2万8095円だった。

 業種別では、浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株や、ソニーG<6758.T>、村田製<6981.T>などの電気機器株が上昇。三井物産<8031.T>、三菱商<8058.T>などの卸売株や、SUMCO<3436.T>、リンナイ<5947.T>などの金属製品株も高い。JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株も堅調。塩野義薬<4507.T>、中外薬<4519.T>などの医薬品株や、三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株も上げている。

 個別では、モリテック<5986.T>、SANKYO<6417.T>、東都水<8038.T>、BEENOS<3328.T>、ミタチ産業<3321.T>などが上昇。半面、エムアップH<3661.T>、OKK<6205.T>、イントラスト<7191.T>、ギフティ<4449.T>、ファーマF<2929.T>などは下落している。

 東京外国為替市場は午前9時32分時点で、1ドル=122円台の前半(24日は1ドル=121円62-64銭)、1ユーロ=134円台の半ば(同133円52-56銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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