(再送)日経平均は143円程度安、売り先行後も弱含みの展開に=28日寄り付き

 28日午前9時22分すぎの日経平均株価は、前週末比143円程度安い2万8006円前後で推移。午前9時6分には、同218円10銭安の2万7931円74銭を付けている。前週末25日に200日移動平均線(前週末時点で2万8274円)に上値を抑えられる格好で、重い値動きだったこともあり、売りが先行したようだ。その後も、利益確定売りが優勢のもようで、弱含みの展開となっている。現地25日の米国株は、NYダウが続伸した一方、ナスダックは反落するなど、まちまち。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末25日の大阪取引所清算値比135円高の2万8045円だった。

 業種別では、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、オリンパス<7733.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株が下落。信越化<4063.T>、富士フイルム<4901.T>などの化学株や、楽天グループ<4755.T>、セコム<9735.T>などのサービス株も安い。KDDI<9433.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株や、武田薬<4502.T>、中外薬<4519.T>などの医薬品株も軟調。ソニーG<6758.T>、キーエンス<6861.T>などの電気機器株や、コマツ<6301.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株も下げている。

 個別では、ダイジヱット<6138.T>、ミタチ産業<3321.T>、日電子<6951.T>、マネーフォワード<3994.T>、ラクス<3923.T>などが下落。半面、ドリームI<4310.T>、大豊建設<1822.T>、CRE<3458.T>、三住トラスト<8309.T>、三菱倉<9301.T>などは上昇している。

 東京外国為替市場は午前9時22分時点で、1ドル=122円台の前半(前週末25日は1ドル=121円73-75銭)、1ユーロ=134円台の前半(同134円17-21銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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