21日の東京株式市場見通し=上値の重い展開か

国内市況

株式

2022/4/21 7:48

 予想レンジ:2万6900円-2万7400円(20日終値2万7217円85銭)

 21日の東京株式は、上値の重い展開か。きのう20日の日経平均株価は、大幅続伸となったものの朝高後に上げ幅を縮小する格好となった。22年3月期の決算発表の本格化を控えることから、積極的な売買は期待しづらい状況のなか、25日移動平均線(20日時点で2万7299円)近辺では、戻り待ちの売りに押される場面もありそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=128円台の前半(19日は128円65-67銭)、ユーロ・円が1ユーロ=138円台の後半(同139円05-09銭)と、一方的な円安への動きが一服している。20日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ZHD<4689.T>、トヨタ<7203.T>、東エレク<8035.T>などが、20日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比変わらずの2万7180円だった。(高橋克己)

21日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 週間の対外対内証券売買契約

・決算発表=オービック<4684.T>、ディスコ<6146.T>、日電産<6594.T>

・IPO(新規上場)=フルハシEPO(フルハシEP)<9221.T>(スタンダード)、ASNOVA<9223.NG> (ネクスト)

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米4月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、米週間の新規失業保険申請件数

・23:00 米3月コンファレンス・ボード景気先行指数

・G7財務相・中央銀行総裁会議(ワシントン)

・決算発表=(欧州)ABB(米国)ダウ、フリーポート・マクモラン、インテュイティブサージカル、AT&T、ユニオン・パシフィック

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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