大林組、コンクリート構造物に長期間二酸化炭素を固定できる「リグニンクリート」を開発

株式

2022/5/19 15:45

 大林組<1802.T>は18日、コンクリートに木質バイオマスを添加することで、コンクリート構造物に長期間二酸化炭素を固定できる「リグニンクリート」を開発したと発表した。

 同社は、木材利用をさらに促進させるため、日本製紙<3863.T>、フローリック(東京都豊島区)と共同で、木質バイオマスである粉体状のリグニンを添加するコンクリート「リグニンクリート」を開発。木質バイオマスは、燃料としての使用や、廃棄後の腐朽により固定した二酸化炭素が大気に戻ってしまうが、コンクリートに混ぜて二酸化炭素を長期間固定化することで環境負荷を低減でき、高付加価値なコンクリート構造物を提供することができるとしている。

 19日の終値は、前日比変わらずの916円。

提供:モーニングスター社

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