<特集>続・好決算銘柄ピックアップ(2)=キョウデン―23年3月期は2ケタの増収増益を予想

株式

2022/5/20 16:51

 キョウデン<6881.T>を狙ってみたい。22年3月期の連結業績は計画を超過し、23年3月期に2ケタの増収・増益を予想。株価指標面の割安感は強く、目の離せない展開が続きそうだ。

 同社はプリント配線板の大手で、車載機器、産業機器を軸に回路開発から試作・完成品までの完全内製化を実現。ワンストップソリューションで基板にかかわる全てのニーズに応えている。

 22年3月期は、売上高573億5800万円(前期比22.0%増)、営業利益50億9600万円(同2.2倍)。同社は2月8日に、プリント配線基板の製造を中心とする「電子事業」において、国内の半導体製造装置を始めとし、センサー・モジュールデバイス/5G関連通信機器/IoT関連機器/インフラ関係/パワー半導体関連などの好調な受注増加により、引き続き第4四半期(22年1-3月)以降も堅調に推移しそうだとして業績予想を上方修正していたが、その数値に対し売上高で7億5800万円、営業利益で9600万円それぞれ上ブレた。

 そして、続く23年3月期も予想売上高650億円(前期比13.3%増)、営業利益58億円(同13.8%増)と好調持続の見通し。「電子事業」に売上高521億8000万円(同14.3%増)、営業利益47億3000万円(同12.4%増)と、連続して過去最高収益を見込む。PER7倍の株価は評価不足だろう。

提供:モーニングスター社

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