9日の東京外国為替市場=ドル・円、133円後半で推移

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2022/6/9 15:01

 9日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=134円ちょうど近辺で底堅く推移している。

 FRB(米連邦準備制度理事会)、ECB(欧州中央銀行)が金融引き締め姿勢を強める一方、日銀は大規模金融緩和を継続する姿勢を堅持。こうした欧米日の金融政策の方向性の違いを背景に足元のドル・円は02年2月以来、20年4カ月ぶりの円安水準となる134円に浮上。9日東京時間朝方にドル・円は一時134円54銭まで上値を伸ばしたが、その後、日経平均株価が朝寄り安からプラス転換し再びマイナス転換する不安定な動きの中で、ドル・円はもみ合い。時間外取引で米長期金利が上昇するとともに、ドル・円は一時134円46銭まで切り返した。

 ただ、午後に入り、米長期金利の上昇が一服すると、ドル売り・円買いの流れが加速。午後、プラス圏を維持する日経平均株価が上げ幅を縮小したことも相まってドル・円は一時133円64銭まで下押しした。

 15時現在、133円82銭となっている。

提供:モーニングスター社

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