<米国株情報>ベライゾンとAT&T、23年7月まで一部空港周辺での5G拡張は段階的に

株式

2022/6/20 10:22

 通信大手のベライゾン・コミュニケーションズとAT&Tは17日、FAA(米連邦航空局)と23年7月まで一部の空港(滑走路)周辺での5Gネットワークの拡張を段階的に進めることで合意した。

 5Gで使われるCバンド(3.7G-4.2GHz帯)が航空機の運行で電波妨害となる可能性が指摘されている。通信2社は空港周辺での5Gの拡張に難色を示していたFAAに対し、通信2社は段階的に5G拡張を進める自粛案を提示していた。

 今回の合意では、航空会社(主に地方航空会社)が5Gの周波数による電波妨害を軽減できる装置を年末までに開発するとして、通信2社は一部の空港周辺での5G拡張を23年7月まで自粛する。AT&Tによれば、5G拡張自粛は23年夏までに解除される見通しとしている。

 また、双方は航空会社の運航スケジュールを中断させるリスクが小さく、通信会社が5Gサービスを強化できる空港を特定したことも明らかにした。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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