日経平均は147円程度高、買い先行後も時間外取引で米株価指数先物が堅調でしっかり=13日寄り付き

 13日午前9時21分すぎの日経平均株価は、前日比147円程度高い2万6484円前後で推移する。午前9時3分には、同149円91銭高の2万6486円57銭を付けている。きのう12日に4日ぶりに大幅反落した反動や、リバウンド狙いの買いが先行したもよう。その後も、時間外取引で米株価指数先物が堅調な値動きにあることを支えに、しっかりしている。現地12日の米国株式市場では、NYダウが3日続落し、ナスダック総合指数も続落するなどさえない展開となった。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12日の大阪取引所清算値比155円高の2万6435円だった。

 業種別では、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、王子HD<3861.T>、日本紙<3863.T>などのパルプ紙株が上昇。帝人<3401.T>、東レ<3402.T>などの繊維株や、トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株も高い。SUMCO<3436.T>、LIXIL<5938.T>などの金属製品株や、電通グループ<4324.T>、リクルートHD<6098.T>などのサービス株も堅調。浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株や、AGC<5201.T>、TOTO<5332.T>などのガラス土石株も上げている。

 個別では、竹内製作<6432.T>、EJHD<2153.T>、ジャムコ<7408.T>、インターアク<7725.T>、三光合成<7888.T>などが上昇。半面、エコス<7520.T>、SCSK<9719.T>、アスクル<2678.T>、SREHD<2980.T>、三井松島HD<1518.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時21分時点で、1ドル=136円台の後半(12日は1ドル=137円34-35銭)、1ユーロ=137円台の前半(同137円45-49銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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