29日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、上値の重い展開か

為替

2022/7/29 8:24

ドル・円予想レンジ:1ドル=133円40銭-135円00銭

 29日の東京外国為替市場で、ドル・円は上値の重い展開とみる。前日の米国では米4-6月GDP(国内総生産)速報値が市場予想に反してマイナス成長となったことを受けてリスクオフの円買いが優勢となった。米景気の減速懸念から東京時間もこの流れを引き継ぐとみられる。きょうは欧州でもユーロ圏や独仏の4-6月期GDPの発表があり、欧州景気の先行きに対する警戒感が意識されれば安全資産とされる円を買う動きが活発化する可能性もありそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:6月完全失業率、6月有効求人倍率、6月鉱工業生産速報

北米:米6月個人消費支出(PCE)、米7月シカゴPMI(購買部協会景気指数)、米7月ミシガン大学消費者態度指数、メキシコ4-6月期GDP(国内総生産)

欧州:仏4-6月期GDP(国内総生産)、独7月失業率、独4-6月期GDP、ユーロ圏4-6月期GDP、ユーロ圏7月HICP(消費者物価指数)

その他:豪4-6月期PPI(生産者物価指数)、タイ市場が休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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