トヨタ、BEV向けに日本および米国で最大7300億円を投資

株式

2022/9/1 15:31

 トヨタ自動車<7203.T>は8月31日、需要が拡大するバッテリーEV(BEV)の供給に向け、日本および米国で最大7300億円(約56億ドル)を投資し、24-26年の車載用電池生産開始を目指すことを決定したと発表した。

 今回の投資で、日本および米国合わせて、最大40GWhの生産能力増強を目指す。トヨタ生産方式を活用し、これまで以上に高効率な生産ラインを構築することで、さらなる競争力の強化を目指すとともに、電池生産に従事する人材の育成やモノものづくりの伝承にも投資を行う。地域別の内訳では、日本が、プライムプラネットエナジー&ソリューションズの姫路工場、およびトヨタの工場・所有地に合計約4000億円。米国ではToyota Battery Manufacturing North Carolina(Toyota Motor North Americaが90%、豊田通商<8015.T>が10%出資)に約3250億円(約25億ドル)を新たに投資し、車載用電池生産を増強する。

 1日の終値は、前日比49円安の2052.5円。

提供:モーニングスター社

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