<米国株情報>スターバックス、向こう3年間の業績見通しを上方修正

株式

2022/9/15 10:29

 コーヒーチェーン大手スターバックスは14日、前日比5.53%高の92.70ドルと急反発した。取引時間中には93.48ドル(前日比6.42%高)と、3月3日以来の高値を付けている。13日、設備更新などで業務効率化を促進することで、25年9月期までの向こう3年間の業績見通しを上方修正すると発表した。

 20年に発表した従来見通しでは、売上高を8-10%増、既存店ベース売上高を4-5%増、調整後1株当たり利益(EPS)を10-12%増と予想したが、今回の見直しでは、売上高を10-12%増、既存店ベース売上高を7-9%増、調整後EPSを15-20%増に引き上げた。

 ハワード・シュルツ暫定CEO(最高経営責任者)は、注文から商品受け渡しまでの時間短縮や会員向けポイントプログラムの拡充、コーヒー製造の自動化や設備更新などを進めることにより、業績の改善が見込めるとしている。23年9月期の設備投資額は約4億5000万ドル(約650億円)。

 出店計画については、3年間に米国で約2000店を新設し、25年9月期末までに全世界で4万5000店とする。

 また、24年9月期から自社株買いを再開する方針も示した。配当金と自社株買いにより、今後3年間で約200億ドルの利益還元を計画している。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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