21日の東京株式市場見通し=反落後は動意薄の展開か

国内市況

2022/9/21 7:47

 予想レンジ:2万7400円-2万7600円(20日終値2万7688円42銭)

 21日の東京株式は反落後、動意薄の展開か。きのう20日の日経平均株価は、上値の重い動きとなっていたことや、現地20日の欧米株式が下落したこともあり、売り優勢スタートとなりそう。売り一巡後は、現地21日のFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果を確認したいとして、模様眺めムードが広がる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=143円台の半ば(20日は143円46-48銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=143円台の前半(同143円97銭-144円01銭)と円高方向に振れている。20日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ZHD<4689.T>、TDK<6762.T>、ファナック<6954.T>などが、20日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所清算値比220円安の2万7230円だった。(高橋克己)

21日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・10:00 8月民生用電子機器国内出荷

・13:00 8月首都圏マンション販売

・16:15 8月訪日外客数

・日銀金融政策決定会合(22日まで)

【海外】(時間は日本時間)

・23:00 米8月中古住宅販売件数

・パウエルFRB議長会見(経済見通し発表)

・ブラジル中銀政策金利発表

・決算発表=(アジア)トリップドットコムグループ

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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