【北京IPO】光反射材の浙江夜光明光電科技が10日に公募開始、1349万株発行予定

サーチナ

中国株

2022/10/6 9:21

 北京証券取引所では10月10日、浙江夜光明光電科技(873527/北京)が新規公開(IPO)に向けた公募を開始する。1349万株を発行予定で、公募価格は10.99元。公募終了後、速やかに上場する見込みだ。

 同社は2005年に台州市万創工貿有限公司として設立した民営企業で、06年に台州市万創夜光明工貿有限公司に改名、15年に株式会社化して現社名となった。光反射生地、反射フィルムなどの光反射材、および反射材衣服、反射材ステッカーなどの反射材製品の研究開発、生産、販売を主業務としており、防護服、スポーツウェア、雨具、交通安全用具、屋外広告、公共インフラ建設などの分野で広く利用されている。

 技術の研究開発にも力を入れており、反射材関連の国内規格、国際規格の制定に積極的に参加している。中国国内の製品認証に加え、米国、欧州、カナダなどの品質、環境、安全関連の認証も取得しており、中国国内のほかアジア、欧州、南米の多くの国・地域の顧客を持つ。売上の約70%は中国国内、約30%が国外だ。中国国内における反射ステッカーの市場シェアは10%前後、反射ベストの市場シェアは0.5%前後となっている。

 21年12月期の売上高は4億113万元(前期比37.39%増)、純利益は3287万元(同28.53%増)。22年1〜6月期の売上高は1億7860万元(前年同期比7.36%増)、純利益は1397万元(同37.96%増)。(編集担当:今関忠馬)(写真:123RF)

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