太陽光・風力発電の北京能源国際HD、22年7〜9月期の発電量は前年同期比76.24%増の198万MWh

サーチナ

中国株

2022/10/17 9:04

 中国本土で太陽光発電、風力発電を手掛ける北京能源国際HD(00686/香港)が10月13日、2022年7〜9月期の発電量データを発表した。当期の発電量は前年同期を大きく上回る200万メガワット時近くにまで達した。

 同社は太陽光発電所の開発、投資、運営、管理を主業務とし、一部で風力発電も手掛ける。また、太陽光、風力、水力の各発電プロジェクトへの投資も手掛けている。21年12月期の売上高は28億2500万人民元(前期比31.46%増)、純利益は6億5000万元(同2.48倍)。22年1〜6月期の売上高は19億8500万元(前年同期比51.53%増)、純利益は2億8600万元(同20.78%減)

 22年7〜9月期の発電所数は太陽光発電が98か所、風力発電が11か所の計109か所で、総発電容量は5017メガワットだった。なお、21年12月31日現在では太陽光発電所97か所、風力発電所7か所の計104か所、総発電容量は4168メガワットだった。

 また、発電量は198万1169メガワット時で前年同期から76.24%増えた。特に河北省の増加が著しく、前年同期の2万2141ギガワット時から20倍超の47万3828ギガワット時にまで増えた。また、山西省でも6万2926ギガワットから24万4978ギガワットまで発電量が増加している。さらに、前年同時期には発電量がなかった江西省、雲南省、吉林省、河南省で新たに発電が始まり、同社が発電所を持つ中国本土の省・直轄市・自治区は21にまで増えた。

 22年1〜9月の累計発電量は530万3643メガワット時で、3か月を残して21年の年間発電量387万9751メガワット時をすでに36.70%上回っている。(編集担当:今関忠馬)(写真:123RF)

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