<今日の仮想通貨市況>上値重い、世界的な金融引き締めの長期化観測広がる

仮想通貨

2022/10/20 9:35

 20日午前9時25分現在の暗号資産(仮想通貨)は、ビットコイン(BTC)が1BTC=287万円前後(過去24時間比0.3%安)、イーサリアム(ETH)が1ETH=19万3000円前後(同1.4%安)、XRP(XRP)が1XRP=68円前後(同2.1%安)となっている。

 世界的な金融引き締めの長期化観測が広がる中、19日の主要な暗号資産は上値が重く、小幅安の展開となった。ビットコインは1万9000ドル台前半で軟調に推移し、イーサリアムは1300ドルの攻防となったものの、20日未明から売りがやや強まり、早朝には1300ドルを明確に割り込んでいる。

 JVCEA(日本暗号資産取引業協会)は、交換業者が新たな暗号資産を取り扱う際の事前審査を原則撤廃すると報じられている。事前審査をしない代わりに、事後モニタリングにより不適切な銘柄が見つかった場合、必要に応じて取り扱いの停止や廃止を要請するという。

 このほか、韓国では、22年に入って韓国と海外を行き来したビットコインが69兆ウォン(約6兆9000億円)となり、21年に中国人民元で決済した輸出入取引金額の倍以上になったと伝えられている。

(イメージ写真提供:123RF)

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