東映アニメが急騰、23年3月期2四半期累計と通期業績の予想を上方修正し買い人気

株式

2022/10/24 12:01

 東映アニメーション<4816.T>が急騰。一時930円高の1万5120円を付け、5月31日の年初来高値1万4280円を大きく更新した。前週末21日引け後、23年3月期第2四半期累計(22年4-9月)および通期の連結業績予想を上方修正し、買い人気を集めた。

 営業利益ベースで、上期予想は91億円から141億円(前年同期比26.6%増)に、通期予想で183億円から235億円(前期比29.8%増)に引き上げられた。上期は、映画「ドラゴンボール超スーパーヒーロー」や「ONE PIECE FILM RED」が大ヒットしたことに加え、両作品の公開に伴い国内外の商品化権、ゲーム化権、並びに配信権販売が期初見込みを上回り好調に推移した。通期では、引続き国内外の版権事業や映像製作販売事業が好調を維持するものと見込み、業績予想を見直した。

 前場終値は、前週末比310円高の1万4500円。

提供:モーニングスター社

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