航空電子が急騰、未定としていた23年3月期業績予想で営業利益21.9%増を見込む

株式

2022/10/27 10:06

 日本航空電子工業<6807.T>が急騰し、一時134円高の2184円を付けた。26日引け後に未定としていた23年3月期の連結業績予想について2ケタの増収増益見通しを示し、買い安心感につながった。

 23年3月期業績予想は売上高が2500億円(前期比11.1%増)、営業利益が220億円(同21.9%増)を見込む。関連するエレクトロニクス市場では、携帯機器市場では厳しい状況が継続するものの、国内外の産業機器市場の堅調な需要に加え、経済正常化による半導体不足の改善およびサプライチェーンの改善により、自動車市場の需要回復が見込まれるとし、通期業績予想を明らかにした。

 同時に発表された第2四半期累計(22年4-9月)決算は、売上高が1222億600万円(前年同期比9.1%増)、営業利益が108億2200万円(同17.3%増)だった。

 午前10時4分時点の株価は、前日比126円高の2176円。

提供:モーニングスター社

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