川重、太平洋セメントの埼玉工場にセメント廃熱発電設備を納入

株式

2022/11/1 15:33

 川崎重工業<7012.T>は10月31日、太平洋セメント<5233.T>の埼玉工場(埼玉県日高市)にセメント廃熱発電設備を納入したと発表した。

 今回納入した設備は、セメント製造の焼成工程で発生する未利用の廃熱エネルギーを用いて効率的に発電を行い、工場の省エネルギー化を図るもので、同社グループ製の廃熱回収ボイラと蒸気タービン発電設備などで構成されているという。同設備の発電出力は約8MW(定格7850kW)で、廃熱エネルギーを利用して発電した電力を工場内へ供給することで、購入電力量の低減と年間約2万3000トンの二酸化炭素排出量の削減を実現するとしている。

 1日の終値は、前日比45円高の2571円。

提供:モーニングスター社

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