<米国株情報>AMDの第3四半期は大幅減益、通期の売上高予想を下方修正

株式

2022/11/4 10:17

 半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイシズが1日引け後に22年12月期第3四半期(7-9月)の決算を発表。売上高は前年同期比29%増の55億6500万ドル、純利益は同93%減の6600万ドル、調整後の希薄化後1株当たり利益(EPS)は同8%減の0.67ドルとなり、売上高、同EPSともに市場予想を下回った。

 事業部門別では、ゲーム機器向けを含むゲーミング事業、企業向けクラウド・サーバー半導体を含むデータセンター事業、ネットワーク用や自動車搭載用の半導体を含むエンベッデド事業はいずれも増収だったが、PC向けコンピューティング・グラフィクス用半導体を含むクライエント事業は大幅減収となった。また、2月に買収が完了した半導体大手ザイリンクスなどの買収関連費用が利益を圧迫した。

 第4四半期(10-12月)は、売上高を前年同期比14%増の55億ドル(レンジは52億-58億ドル)と予想。通期では売上高を同43%増の235億ドル(レンジは232億-238億ドル)とし、従来予想の同60%増の263億ドル(レンジは260億-266億ドル)から下方修正した。PC向け需要でクライエント事業の苦戦が続く見通し。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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