日経平均は234円高、米国株高を受け買い先行、高値圏で推移

 7日午前10時時点の日経平均株価は前週末比234円08銭高の2万7433円82銭。朝方は、買いが先行した。前週末4日に米10月雇用統計を通過し、米国株式が上昇した流れを受け、一時2万7437円58銭(前週末比237円84銭高)まで上昇した。その後も高値圏で推移している。

 業種別では、川崎汽<9107.T>、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株が上昇。日本製鉄<5401.T>、JFEHD<5411.T>などの鉄鋼株や、SUMCO<3436.T>、LIXIL<5938.T>などの金属製品株も高い。三井倉HD<9302.T>、住友倉<9303.T>などの倉庫運輸関連株や、任天堂<7974.T>、アシックス<7936.T>などのその他製品株も堅調。東京海上<8766.T>、T&DHD<8795.T>、SOMPOH<8630.T>などの保険株も買われている。

 半面、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株が軟調。エーザイ<4523.T>、協和キリン<4151.T>などの医薬品株も安く、北陸電力<9505.T>、東北電力<9506.T>などの電気ガス株も値を下げている。

 個別では、セレス<3696.T>、インソース<6200.T>がストップ高となり、ヤマシンF<6240.T>も一時ストップ高。半面、山一電機<6941.T>、新電元<6844.T>、IDEC<6652.T>などの下げが目立つ。

提供:モーニングスター社

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