華潤電力と中国広核新能源、新エネ発電量が着実に増加

サーチナ

中国株

2022/11/18 9:26

 華潤集団傘下の電力大手、華潤電力(00836/香港)と中国広核集団傘下の国有発電企業、中国広核新能源HD(01811/香港)が11月15日、2022年10月の発電実績をそれぞれ発表した。

 華潤電力の10月の総発電量は1334万3446メガワット時で、前年同期比5.9%増となった。内訳は、火力発電が979万2071メガワット時(同4.5%増)、風力発電が332万1084メガワット時(同9.1%増)、水力発電が12万2081メガワット時(同42.0%増)、太陽光発電が10万8210メガワット時(同14.2%増)だった。

 1〜10月の累計発電量は1億5150万3089メガワット時(同4.9%増)で、そのうち火力が1億2004万94メガワット時(同3.1%増)、風力が2876万356メガワット時(同12.0%増)、水力が156万7780メガワット時(同17.6%増)、太陽光が113万4860メガワット時(同18.1%増)となっている。

 中国広核新能源HDの10月の総発電量は、157万6000メガワット時で、前年同時期に比べて5.3%増加した。中国国内での発電の内訳は、風力発電が84万8600メガワット時(前年同期比17.0%増)、太陽光発電が14万3300メガワット時(同12.0%増)、熱電併給(CHP)およびガス発電が2万2300メガワット時(同17.1%減)、水力発電が2万6700メガワット時(同49.3%減)だった。また、韓国での発電量が53万5100メガワット時(同5.0%減)となっている。

 1〜10月の累計発電量は1574万5000メガワット時(同4.4%増)で、中国国内での風力発電が771万1900メガワット時(同23.5%増)、太陽光発電が144万9700メガワット時(同6.1%増)、CHPおよびガス発電が31万3400メガワット時(同12.3%減)、水力発電が45万4200メガワット時(同32.4%減)、韓国での発電が581万6000メガワット時(同9.8%減)となった。(編集担当:今関忠馬)(写真:123RF)

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