日経平均は377円安、米株安に円高が重しで売り優勢

 4日大発会午前10時時点の日経平均株価は前週末比377円19銭安の2万5717円31銭。朝方は、3日の米国株安や円高進行が重しとなり、売り優勢で始まった。先物売りを交えて下げ幅を拡大し、一時2万5661円89銭(前週末比432円61銭安)まで下押した。いったん下げ渋ったが、戻りは限定され、その後は上値が重く、さえない動きとなっている。

 業種別では、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>、川崎汽<9107.T>などの海運株や、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株が下落。エーザイ<4523.T>、小野薬<4528.T>、第一三共<4568.T>などの医薬品株も安く、HOYA<7741.T>、オリンパス<7733.T>、テルモ<4543.T>などの精密株も売られている。東電力HD<9501.T>、東ガス<9531.T>、大阪ガス<9532.T>などの電気・ガス株や、キッコーマン<2801.T>、味の素<2802.T>、キリンHD<2503.T>などの食料品株も値を下げている。ブリヂス<5108.T>、浜ゴム<5101.T>、住友ゴム<5110.T>などのゴム製品株や、伊藤忠<8001.T>、三井物産<8031.T>、三菱商<8058.T>などの卸売株も軟調。

 半面、三菱UFJ<8306.T>、コンコルディ<7186.T>、千葉銀行<8331.T>などの銀行株が堅調。

 個別では、CRE<3458.T>、ペッパー<3053.T>、IKKHD<2198.T>などが値下がり率上位。半面、河西工<7256.T>、東光高岳<6617.T>、セレス<3696.T>などが値上がり率上位。

提供:モーニングスター社

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