19日の東京株式市場見通し=反落後は落ち着きどころを探る展開か

国内市況

2023/1/19 7:47

 予想レンジ:2万6300円-2万6700円(18日終値2万6791円12銭)

 19日の東京株式は反落後、落ち着きどころを探る展開か。日経平均株価はきのう18日、日銀が金融政策決定会合で金融政策の現状維持を決定したことを受け、大幅に続伸して取引を終えた。ただ、大幅高の反動や、現地18日の米国株式が下落したことを受け、売り先行スタートが見込まれる。売り一巡後は、手がかり材料に乏しいなか、様子見姿勢が強まる場面も想定される。為替市場では、ドル・円が1ドル=128円台の後半(18日は130円24-27銭)、ユーロ・円が1ユーロ=139円台の前半(同141円03-07銭)と、円高方向に振れており、輸出関連銘柄には重しとなりそうだ。18日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ZHD<4689.T>、トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などが、18日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所清算値比260円安の2万6470円だった。(高橋克己)

19日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 12月貿易統計、週間の対外対内証券売買契約

・20年国債入札

【海外】(時間は日本時間)

・22:30 米12月建設許可件数、米12月住宅着工件数、米1月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、米週間の新規失業保険申請件数

・トルコ中銀金融政策決定会合

・決算発表=P&G、ネットフリックス

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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