マースGHDが続急伸、23年3月期第3四半期は大幅な増収増益で着地

株式

2023/1/30 15:34

 マースグループホールディングス<6419.T>が続急伸し、286円高の2539円を付けた。前週末27日引け後、23年3月期第3四半期累計(22年4-12月)の決算を発表。大幅な増収増益で着地し、好感された。

 第3四半期累計の決算は、売上高が137億5500万円(前年同期比24.6%増)、営業利益が24億9100万円(同91.4%増)だった。次世代遊技機といわれるスマートパチスロが22年11月から導入されたことで、パチンコホールでの設備投資が積極的に行われ、減少していた遊技客数も回復傾向にあるなど、業界全体の景況改善の兆しがみえてきた。主力製品の少人数でホール運営が可能なパーソナルPCシステムおよび遊技データなどの収集・AI分析が可能な「マースユニコン」やスマスロに対応した新製品ユニット「スマートユニット」を市場に導入した。

 23年3月期業績予想は、売上高185億円(前期比22.5%増)、営業利益28億円(同77.4%増)を据え置き。第3四半期累計決算の通期業績予想に対する進ちょく率は、売上高で74.4%、営業利益で89.0%となっている。

 30日の終値は、前週末比160円高の2413円。

提供:モーニングスター社

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