ファーストコーポにモーニングスターが「オーバーウエート」継続、23年5月期の受注計画を既に上回る

株式

2023/2/6 9:10

 ファーストコーポレーション<1430.T>について、モーニングスターは2月6日付で投資判断を「オーバーウエート」(強気)継続、想定株価レンジ1000-1300円とした。

 同社は東京圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)で、分譲マンションに特化した建設工事を展開している。用地と建物一体の事業企画をマンション・デベロッパーに販売する「造注方式」に注力。造注方式は最も高い価格を提示するデベロッパーに販売するため、競争入札より高い工事利益率を確保できる点が強み。

 23年5月期は第2四半期累計期間(22年6月-11月)に不動産売上高はなかったものの、完成工事高は増加した。通期の受注計画は7件310億円で、11月までに一般請負5件、造注案件1件を受注している。なお、12月の受注を加えると、既に通期の受注計画310億円を超えたもよう。通期ではさらなる受注拡大が期待される。

提供:モーニングスター社

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