三菱ケミGが反発、23年3月期の連結業績予想を上方修正

株式

2023/2/17 15:31

 三菱ケミカルグループ<4188.T>が反発し、300円高の806.9円を付けた。16日引け後、23年3月期の連結業績予想(IFRS)を上方修正し、好感された。

 23年3月期業績予想で、売上収益を4兆5140億円から4兆6400億円(前期比16.7%増)に引き上げ、営業利益は710億円から2000億円(同34.0%減)に減益幅が縮小する。連結子会社の田辺三菱製薬に対してNovartis Pharmaが申し立てていた、Novartisの製品「ジレニア」に関するロイヤルティー支払いについての仲裁手続きに関し、2月13日に仲裁廷から仲裁判断を受領。仲裁手続き中に売上収益として認識していなかったロイヤリティについて、業績予想に織り込んだ。

 17日の終値は、前日比28.9円高の805.8円。

提供:モーニングスター社

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