関西ペイントが反落、売り出しによる需給関係の悪化を警戒する動き

株式

2023/3/1 15:32

 関西ペイント<4613.T>が反落し、108円安の1718円を付けた。2月28日引け後、株式売り出しと自己株取得枠の設定を発表したが、売り出しによる需給関係の悪化を警戒する動きが強まったようだ。

 今回、トヨタ<7203.T>や大同生命、双日<2768.T>、三菱UFJフィナンシャルグループ<8306.T>の三菱UFJ信託銀行、三菱UFJ銀行が実施し合計で2279万400株を売り出すほか、最大で341万8500株のオーバーアロットメントによる売り出しが行わる。売り出し価格は、3月8日から14日までの間のいずれかの日に決定する。

 同社が発表した自社株取得枠は、上限820万株(自己株を除く発行済み株式数の3.5%)・120億円。取得期間は、売り出し価格に応じて定まる受け渡し期日の翌営業日から24年3月15日までとしている。

 1日の終値は、前日比66円安の1760円。

提供:ウエルスアドバイザー社

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