14日の東京株式市場見通し=落ち着きどころを探る展開か

国内市況

2023/3/14 7:47

 予想レンジ:2万7400円-2万7900円(13日終値2万7832円96銭)

 14日の東京株式は、落ち着きどころを探る展開か。前日の弱い動きが継続し、売り優勢スタートとなりそう。米金融システムの動揺が収まらないなか、現地14日には米2月CPI(消費者物価指数)の発表を控えることもあり、積極的な売買は限られるとみられ、様子見姿勢が強まる場面もありそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=133円台の前半(13日は134円49-52銭)、ユーロ・円が1ユーロ=142円台の後半(同144円26-30銭)と円高方向に振れている。13日のADR(米国預託証券)は円換算値で、三菱UFJ<8306.T>、三住トラスト<8309.T>、三井住友<8316.T>などが、13日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、13日の大阪取引所清算値比490円安の2万7160円だった。(高橋克己)

14日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・5年国債入札

・決算発表=神戸物産<3038.T>

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米2月消費者物価

・決算発表=センチネルワン

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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