<米国株情報>ゴールドマン、従業員向けAIソーシャルメディア「ルイーザ」を分離

株式

2023/5/15 10:06

 証券大手ゴールドマン・サックス<GS>が従業員向けソーシャル・ネットワーキング・プラットフォーム「ルイーザ」をスピンアウトさせた。経済専門チャンネルCNBCが12日に伝えた。

 ルイーザはゴールドマン出身のローハン・ドクター氏が創設した部門で、過去2年半にわたり、社内の従業員向けにSNSサービスを提供してきたが、スピンアウト後はゴールドマンの枠を超え、顧客ベースを外部に広げる計画だ。

 ルイ―ザは企業のデータベースから個人のユーザープロフィールを自動作成、また、ニュースフィードを取り込んで商談の材料を見つけ出し、相互に知り合うことにより、メリットが得られる可能性のある個人同士を積極的に結び付けるソフトウエア。

 ゴールドマンではベンチャービジネスのアイデアを持つ従業員が社内でそのアイデアを育成することを奨励するインキュベータープログラムとしてルイーザを使っていたが、現在は他の商業銀行やベンチャーキャピタルからの契約獲得を目指し、ルイーザを売り込んでいる。

 ドクター氏はゴールドマンで17年間勤務した経験があり、18年にルイーザのアイデアを見つけている。現在のルイーザの1カ月当たり利用者数(MAU)は2万人超。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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