29日の東京株式市場見通し=買い先行後も堅調な展開か

国内市況

2023/5/29 7:47

 予想レンジ:3万1000円-3万1500円(26日終値3万916円31銭)

 29日の東京株式は、買い先行後も堅調な展開か。現地27日に米バイデン大統領と野党・共和党のマッカーシー下院議長が、米債務上限問題で基本合意。議会の承認が必要となるものの、米国債のデフォルト(債務不履行)への警戒感が後退し、リスク許容度が高まるとみられ、しっかりした動きとなりそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=140円台の半ば(前週末26日は139円53-54銭)、ユーロ・円が1ユーロ=150円台の半ば(同149円86-90銭)と円安に振れていることから、輸出関連銘柄などに物色の矛先が向かうとみられる。前週末26日のADR(米国預託証券)は円換算値で、TDK<6762.T>、アドバンテス<6857.T>、キーエンス<6861.T>などが、同26日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同26日の大阪取引所清算値比540円高の3万1500円だった。(高橋克己)

29日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・特になし

【海外】(時間は日本時間)

・米国はメモリアルデー、英国はバンクホリデーで休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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