米国株式市場:FOMC議事要旨で利上げ警戒、NYダウ4日ぶり、ナスダックは3日ぶり反落

株式

2023/7/6 7:46

 5日の米国株式は、NYダウが前営業日比129.83ドル安の3万4288.64ドルと4日ぶり、ナスダック総合指数が同25.119ポイント安の1万3791.654ポイントと3日ぶりに反落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が8億5014万株、ナスダック市場が50億8539万株だった。

 6月13-14日開催分のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨が公表された。参加者全員が、インフレ率が依然として同委員会の目標である2%を大きく上回り、労働市場が引き続き非常に逼迫していることから、金融政策の抑制的なスタンスを維持することが適切であると判断したことが明らかになった。再び、利上げへの警戒感が高まる格好となり、軟調に推移した。NYダウ採用銘柄では、インテルやスリーエム(3M)、ゴールドマン・サックスなどが、値下がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、5日の大阪取引所清算値比200円安の3万3120円だった。

提供:ウエルスアドバイザー社

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