12日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、149円ちょうど近辺で底堅い展開か

為替

2023/10/12 8:42

ドル・円予想レンジ:1ドル=148円50銭-149円50銭

 12日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=149円ちょうど近辺で底堅い展開とみる。前日の米国時間は9月開催分のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨で1回の利上げが適切とみている委員が多かったことや、ボウマンFRB(米連邦準備制度理事会)理事による利上げに前向きな発言が材料視され、ドル買いがやや優勢となった。米金融引き締めの長期化観測はドル・円の支え。米9月PPI(生産者物価指数)が強い結果となったことから、きょうの米9月CPI(消費者物価指数)への思惑が強まる可能性もある。一方、朝方の時点で米長期金利の上昇が一服している点は重しになりそうだ。

<主な経済指標・イベント>

国内:8月機械受注、9月企業物価指数

アジア太平洋:インド8月鉱工業生産、インド9月CPI(消費者物価指数)

北米:米9月CPI、米新規失業保険申請件数

その他:G20(20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁会議(モロッコ)、ブラジルが休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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