日経平均が178円安と4日ぶり反落、取引終了にかけ下げ渋る=13日後場

 13日後場の日経平均株価は、前日比178円67銭安の3万2315円99銭と4日ぶりに反落して取引を終えた。直近3日間で1500円近い上昇となっていた反動や、現地12日の米国株式が反落したことから売りが先行。一時上げ転換したが、戻り待ちの売りに押された。後場に入り週末要因から売りが優勢となるなか、午後2時52分には、同245円63銭安の3万2249円03銭を付ける場面がみられたが、取引終了にかけて下げ渋った。時間外取引で米株価指数先物が上昇する一方、香港ハンセン指数や中国・上海総合指数が下落しており、アジア株安に影響を受けたもよう。東証プライムの出来高は14億1413万株、売買代金は3兆7676億円。騰落銘柄数は値上がりが101銘柄、値下がりが1708銘柄、変わらずが28銘柄だった。

 業種別では、32業種が下落し、鉱業1業種が上昇した。帝人<3401.T>、東レ<3402.T>などの繊維株や、オリエンタルランド(OLC)<4661.T>、リクルートH<6098.T>などのサービス株が下落。浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株や、三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株も安い。大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株や、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株も軟調。第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株や、バンナム<7832.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株も弱い。一方、INPEX<1605.T>が買われ鉱業株が上昇した。

 個別では、三光合成<7888.T>、ブックオフH<9278.T>、CSP<9740.T>、IRJHD<6035.T>、サーバーW<4434.T>などが下落。半面、明光ネット<4668.T>、古野電気<6814.T>、マニー<7730.T>、クレハ<4023.T>、ローツェ<6323.T>などが上昇した。

(写真:123RF)

提供:ウエルスアドバイザー社

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