日経平均は55円安と反落、取引終了にかけ売りが優勢=1日後場

 1日後場の日経平均株価は、前日比55円38銭安の3万3431円51銭と反落して取引を終えた。朝方は買いが先行。ただ、戻り待ちの売りに押され下げに転じ、午前10時6分には、同89円47銭安の3万3397円42銭を付けている。後場に入り、前日終値(3万3486円)近辺でのもみ合いで、プラス圏とマイナス圏を行き来する展開が続いた。取引終了にかけて、売りが優勢となった。一方、TOPIX(東証株価指数)は同7ポイント高の2382ポイントと続伸した。東証プライム市場の出来高は13億6318万株、売買代金は3兆4666億円。騰落銘柄数は値上がりが761銘柄、値下がりが844銘柄、変わらず53銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち11業種が下落、22業種が上昇した。サイバー<4751.T>、リクルートH<6098.T>などのサービス株や、ニコン<7731.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株が下落。KDDI<9433.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株や、ソニーG<6758.T>、キーエンス<6861.T>などの電気機器株も安い。JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、住友化学<4005.T>、信越化<4063.T>などの化学株も軟調。INPEX<1605.T>、K&Oエナジ<1663.T>などの鉱業株や、SUMCO<3436.T>、LIXIL<5938.T>などの金属製品株も弱い。一方、一方、三井物産<8031.T>、三菱商事<8058.T>などの卸売株は上昇した。

 個別では、オーケストラ<6533.T>、ドリームI<4310.T>、さくら<3778.T>、グリムス<3150.T>、大阪ソーダ<4046.T>などが下落。半面、ソリトン<3040.T>、ヤマエGHD<7130.T>、トリケミカル<4369.T>、広済堂HD<7868.T>、デジタルガレージ<4819.T>などが上昇した。

(写真:123RF)

提供:ウエルスアドバイザー社

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