日経平均は200円安と続落、3万3200円を挟んでもみ合い=4日後場

 4日後場の日経平均株価は、前週末比200円24銭安の3万3231円27銭と続落して取引を終えた。朝方からが売り先行し、午前9時19分には、同408円47銭安の3万3023円04銭を付けた。その後は、押し目を拾う動きから下げ渋る展開が続いた。後場に入り、戻りを試す場面がみられたものの、買い手がかりが不足するなか、積極的な売買は限られた。その後は、3万3200円を挟んでのもみ合い商状が続いた。東証プライム市場の出来高は13億1591万株、売買代金は3兆3211億円。騰落銘柄数は値上がりが699銘柄、値下がりが907銘柄、変わらず52銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち29業種が下落、4業種が上昇した。トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株や、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株が下落。三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株や、王子HD<3861.T>、日本紙<3863.T>などのパルプ紙株も安い。三井物産<8031.T>、三菱商事<8058.T>などの卸売株や、バンナム<7832.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株も軟調。AGC<5201.T>、ガイシ<5333.T>などのガラス土石株や、出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株も弱い。一方、郵船<9101.T>、川崎汽<9107.T>などの海運株は上昇した。

 個別では、LTS<6560.T>、ネットプロテ<7383.T>、豊田織<6201.T>、PI<4290.T>、日東紡<3110.T>などが下落。半面、セレス<3696.T>、Wスコープ<6619.T>、さくら<3778.T>、GMOGHD<3788.T>、インフォMT<2492.T>などが上昇した。

(写真:123RF)

提供:ウエルスアドバイザー社

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