<米国株情報>ターゲット、第4四半期業績は市場予想上回る―今後10年間で出店と改装を積極化

株式

2024/3/7 10:12

 小売大手ターゲット<TGT>は5日に24年1月期第4四半期(23年11月-24年1月)の決算を発表。売上高は前年同期比1.7%増の319億1900万ドル、純利益は同57.8%増の13億8200万ドル、一時的項目を除いた調整後の希薄化後1株当たり利益(EPS)は同57.6%増の2.98ドルとなり、売上高、同EPSともに市場予想を上回った。

 在庫と経費の改善、値下げ対象商品の減少などが大幅な増益につながった。在庫は1月末時点で118億8600万ドルと、前年の134億9900万ドルから減少している。

 25年1月期第1四半期(24年2-4月)については、既存店ベースの売上高を前年比3-5%減と予想したが、通期では前期比0-2%増と見込み、下期からの客足の回復により持ち直すとみている。

 また、今後10年間で約2000店の改装と300店舗の新設を実施し、売上拡大を目指すとしている。ブライアン・コーネルCEO(最高経営責任者)は、「(改装と新設が)数十億ドルの売上増大に寄与する」と予想。今後10年間の売上高の見通しを年間平均4%超増、利益面でも年間EPSの伸びを1ケタ台トップと予想している。25年以降の設備投資額は35億-55億ドルになるとした。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ