日経平均は1032円高と大幅反発、取引終了にかけ上げ幅を拡大し今年2番目の上げ=18日後場
18日後場の日経平均株価は、前週末比1032円80銭高の3万9740円44銭と大幅反発。TOPIX(東証株価指数)が同51.19ポイント高の2721.99ポイントと3日続伸して取引を終了した。日経平均の上げ幅は、2月13日(1066円高)に次ぎ今年2番目。朝方から買い優勢でスタートし、外国為替市場で、円がドルやユーロに対して円安方向にあることも支えに堅調に推移。株価指数先物に断続的な買いが入ったことをきっかけに上げ幅を拡大した。後場に入ってもジリ高基調が続き、日経平均は取引終了間際に同1061円47銭高の3万9769円11銭を付け、ほぼ高値引けとなった。プライム市場の出来高は18億4863万株。売買代金は4兆6092億円。騰落銘柄数は値上がりが1267銘柄と7割を超え、値下がりは339銘柄。変わらずは50銘柄だった。
業種別では、33業種のうち31業種が上昇、2業種が下落した。三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株や、SMC<6273.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株が上昇。大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株や、王子HD<3861.T>、大王紙<3880.T>などのパルプ紙株も高い。浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株や、ソニーG<6758.T>、キーエンス<6861.T>などの電気機器株も堅調。トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株や、クレセゾン<8253.T>、オリックス<8591.T>などのその他金融株もしっかり。一方、中部電力<9502.T>、関西電力<9503.T>などの電気ガス株や、出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株が安い。
個別では、ACCESS<4813.T>、さくら<3778.T>、マーキュリア<7347.T>、HIS<9603.T>、北越コーポ<3865.T>などが上昇。半面、東電力HD<9501.T>、丹青社<9743.T>、FPパートナ<7388.T>、Wスコープ<6619.T>、LinkUG<4446.T>などが下落した。
(写真:123RF)
提供:ウエルスアドバイザー社
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