<米国株情報>ジョンソン、心疾患向け医療機器ショックウエーブを131億ドルで買収合意

株式

2024/4/8 9:44

日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>は先週末(5日)、心疾患向け医療機器メーカーのショックウエーブ・メディカル<SWAV>を1株335ドル、総額131億ドルの現金で買収することで合意したことを明らかにした。

 ジョンソンは22年11月に心臓ポンプメーカーのアビオメッドを約166億ドルで買収しており、それ以来の大型買収となる。

 ショックウェーブは心血管疾患、特に石灰化動脈病変を治療する医療機器を製造しており、革新的な衝撃波血管内砕石術(IVL)を最初に市場に導入したことで知られる。IVLは音波(衝撃波)を使って石灰(カルシウム)化した血管を柔らかくすることで血流を回復する。

 ジョンソンは声明文で、買収について、「心血管インターベンションでジョンソン・エンド・ジョンソン・メッドテックの業界での地位が高まり、高成長市場への参入が加速する」と述べている。

 ショックウェーブは2月に発表した四半期決算で、24年通期の売上高の見通しを前年比27%増の9億1000万-9億3000万ドルと予想している。

 買収は24年半ばまでに完了する予定。買収完了後、ショックウェーブの株式はナスダック・グローバル・セレクト・マーケットから除外される。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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