<米国株情報>アップルが最高値更新、独自のAIサービス導入に期待感

株式

2024/6/12 10:22

 アップル<AAPL>が11日、史上最高値を前日比7.27%高の207.16ドルまで切り上げ、ほぼ高値で引けた。時価総額は3兆ドルを突破している。

 10日の新製品発表イベントで、自社ツールとオープンAIの「ChatGPT」を統合した独自の生成AI(人工知能)プラットホーム「アップル・インテリジェンス」を発表。iPhoneなどへの導入や、既存のバーチャルアシスタント機能「シリ(Siri)」の強化で買い替えが進むとの期待が高まったもようだ。利益率の向上やサービス事業の売上拡大などで、一部では向こう12カ月間の目標株価を最大270ドルと予想している向きもある。

 このほか、11日にはアップルがオンラインで消費者ローンを提供するフィンテックベンチャーのアファーム・ホールディングス<AFRM>と提携したことも明らかになった。アップルは24年後半から米国で電子決済サービス「Apple Pay」のユーザーにアファームの決済サービスを提供する。Apple Payを使って決済する場合、無利息で4回までの分割払いができるようになるほか、最長36カ月分割月払いの利用が可能になる。

 これを受け、11日のアファームの株価は前日比11.62%高の33.98ドルと急騰している。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:ウエルスアドバイザー社

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