日経平均156円安と続落、下げ幅拡大し安値圏で終了=13日後場

 13日後場は日経平均株価が、前日比156円24銭安の3万8720円47銭と続落、TOPIX(東証株価指数)が同24.66ポイント安の2731.78ポイントと3日続落した。朝方は、現地12日にナスダック総合指数が3日連続で終値ベースの史上最高値を更新した動きが刺激材料となり、買いが先行した。ただ、戻り待ちの売りに押され、上値は重く日経平均は下げ転換。後場は弱含みの展開が続き、午後2時59分には、同186円92銭安の3万8689円79銭を付けるなど、下げ幅を拡大し安値圏で取引を終えた。東証プライム市場の出来高は16億1802万株、売買代金は3兆9883億円。騰落銘柄数は値上がり274銘柄に対し、値下がりが1340銘柄と全体の8割を超えた。変わらずは36銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち31業種が下落、2業種が上昇した。東電力HD<9501.T>、東ガス<9531.T>などの電気・ガス株や、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株が下落。日本製鉄<5401.T>、JFEHD<5411.T>などの鉄鋼株や、デンソー<6902.T>、トヨタ<7203.T>などの輸送用機器株も安い。三井金<5706.T>、住友電工<5802.T>などの非鉄金属株や、浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株も軟調。郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、JR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株も弱かった。一方、ディスコ<6146.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株や、サイバー<4751.T>、リクルートH<6098.T>などのサービス株が上昇した。

 個別では、FPパートナ<7388.T>、JTEC<3446.T>、M&A総研<9552.T>、東洋証<8614.T>、北海電<9509.T>などが下落。半面、エニカラー<5032.T>、ミガロHD<5535.T>、CRE<3458.T>、巴工業<6309.T>、GMOPG<3769.T>などが高かった。

(写真:123RF)

提供:ウエルスアドバイザー社

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